朝のできごと 非HSCの次女へ-3-

次女が夜中おねしょをしたため、
シーツや布団の洗濯をするという仕事が増えた、いつも以上にバタバタな朝。
出発10分前、洗濯したシーツ類を干すためベランダへ出る。
干し終え振り返ると、窓越しに次女の悪い顔がチラリと見え、サササーっと走って逃げていく。
あっ、しまった!
と思った時には既に遅く、中からカギを閉められ、寒いベランダに閉め出される母。
ご近所を気にしつつ、初めは小さめな声で、
「ちょっとー、開けてー」
と言ってみるが、もちろんこちらに来るはずもなく。
少し離れた場所で、着替えている長女に、
窓を叩きながら助けを求める。
「カギをあーけーてー!はーやーくー!」
「次女がカギしめたー、あけてー!」
土曜の朝の、しんとした空気の中、
結局大声でご近所に恥を晒しつつ、
なんとか家の中に入るのでありました。
そんなイレギュラーにも対応しつつ、
まだ遅刻はしていません。
あたりまえだけど、このあたりまえさえ、
褒めて欲しい今日この頃。
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