【HSP】自己肯定感を育む ~生きづらさについて②~
言葉にした事はありませんでしたが、ずっと、何となく生きづらいという気持ちを、抱えて生きてきたような気がします。
でも書きましたが、HSP・HSC気質だから『生きづらさ』を抱えた訳ではなく、やはり自分を知ろうとしなかったことに原因があると思っています。
私がHSP・HSC気質のことを知る前に、自分と向き合うきっかけになったことは、『自己肯定感』という言葉でした。
おそらくそれまでも聞いたことはあったと思うのですが、その言葉を自分の中に落とし込んだのは、子どもを産んでから手にした「子育てハッピーアドバイス」で書かれていた言葉からでした。
自己肯定感=自己評価とは
自分は生きている意味がある、
存在価値がある、
大切な存在だ、
必要とされている、という感覚のこと、
と書かれてありました。
そして自己肯定感が低いということは、
「自分みたいな人間が、本当に生きていていいのか、いつも不安に思いながら生きている」
ということだと。
そこで自分は、自己肯定感が低いのだと気がつきました。まさにそのように感じていたからです。
自己肯定感が低いまま大人になって、今からどうやって上げていけばいいのか、途方にくれる気持ちでしたが、我が子には、この自己肯定感を心に育ててあげたいと強く思いました。
そうすれば言葉にならないようなもやもやとした『生きづらさ』を感じずに生きていけるのではないか、と。
ですが強く思ったにも関わらず、なかなか思うような子育てが出来るわけではありませんでした。
怒鳴ってしまったり、キレてしまったり、子どもに対する理想の自分ではいられませんでした。
そして自分を責める気持ちを持ってしまう、それは今でも繰り返しています。
ですが私の場合は、HSP気質を知って、自分を知り、私はこれでいいのだと、認めてあげることができはじめたことで、随分と変わりました。
そして、子どもに自己肯定感を育みたいと思いながらそばにいること、共感したり、ほめたり、甘えさせたり、認めたり、ただ笑い合っているだけでも、自分の低かった自己肯定感が、満たされていく気がしています。
自己肯定感の低いまま大人になった人は、HSP・非HSP関係なくたくさんいると思います。
そして親になれば悩みながら、子育てをしていくのだと思います。
今更、自分の子どもの頃に戻って、誰かに自己肯定感を育ててもらうことはできません。
自分を知って認めてあげること、自分をほめてあげること、もし、自分に対してそれができなかったとしても、我が子に、自分が子どもの頃して貰ったら嬉しかっただろうという対応をしてあげられたなら。
それが、我が子と自分の、自己肯定感を育てることになるのだと、今はそう感じています。
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