忙しい朝に娘たちの検尿を採取するということ

タイトルの通り、あまり美しい話ではありません、ご了承ください!
本日は、娘たちの検尿の日。
ただでさえ朝の慌ただしい時間に、2人のおしっこ採取というミッションが加わる。
しかし今回は、次女もおむつは取れている。
保育園に入った頃の、長女がおむつ外れたばかり、次女は乳児、という頃の採取に比べれば、雲泥の差で楽なはず。
なんてったって、言葉が通じる上、おしっこ言えるんだからー。
1番選手は次女、自分で取る~と紙コップを奪われそうになりつつも、何とか採取完了。
2番選手長女、目の前に母が待ちかまえているのに緊張するのか、座ったまま、出ない出ないと呟いている。
それならまた後でやってみようということになり、先に朝食、準備を済ませ、もう一度チャレンジ。
時はすでに出発時間が迫っているため、母も紙コップを手にドキドキ。
「お母さんがそこにおったら、出らんとよ!!」と怒るので、出たらすぐ呼んで!と言って横の洗面所に隠れ、おしっこの音が聞こえたらすぐ行けるよう、耳を済ます。
「出そう!お母さん早くきて!」
ハイハイ!急いでトイレに登場し、紙コップを差し出すけど、ちょろり、でおしっこ止まる。
な、なんで止めると??
「止まった…」
無念そうに呟く長女…。
しばらく差し出したまま待つけど、続きが出ない!時間はただ過ぎていく…。
そこへ、行く準備を完璧に済ませ、「じゅんびはやいはやい!」と先程から自慢しに来ていた次女が、突如私の後ろで叫びだす。
「おかーちゃん!!つめきって!!」
…え?今ですか?あんなにいつも嫌がる爪切りを、何故今この状況で…?
「つめ、のびとーとよ!!」
はい、知ってますとも。昨日そう言ったけど切らせてくれなかったのあなたですよね…?
振り向くと仁王立ちの次女、片手に爪切りを振りかざし、有無を言わさぬ表情。ここで今切らなければ、床に這いつくばってごねる!と顔に書いてある。
長女にまた出たらすぐ言うように頼み、後ろ向いて次女の足の爪を切る。
「でた!」
慌てて爪切り放り出して振り返り、紙コップ差し出す。
しかしちょろりでまた止まる…。
それを2回繰り返し、つい声を荒らげてしまう母。
「もう!なんしよーと!止めんで普通通りすればいいとって!!早くしてよ!」
しまった!と思った時には遅く、長女しくしく泣き出す。
「あぁ~ごめん~、わざとじゃないもんねぇ、」
何とか宥めすかすも、もう出ないというので、仕方なく採取断念。
初めての採取失敗に長女と母しょげながら登園。
次女は自分のを得意げに振りかざし、「おしっことれたーー!!」と先生へ提出し、ご満悦。
保育園お迎え後の長女、いつものように、検尿いやだ、検尿いやだ、とぼやいている。
さて明日、長女の採取ができるか否か、こうご期待。
