幸せへの道標

それは
風のように
止まったり流れたりしていた
昔見た写真が
夕陽に染まる空に重なる日もあった
昔聞いた言葉が
何年も後にふくらんだりした
雨の日に
濡れていても
晴れた日に
笑えなくても
いつもどこかに道標はあった
過去につながる道と
未来につながる道
どちらを見ながら歩くのか
前を向いているようで
後ろを見ているのではないか
そう自問自答しながら
目を細めて道標を探す
道に迷いそうになるとき
いつもひとりで立っている
だけど
本当にひとりだったろうか
そばに誰もいなかったことなんて
きっと一度もない
道標を立ててくれたのは
いつでも私以外の人なのだから

幸せ管理人take
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