秋のどんぐり事件

夕方食器を洗っていると、長女が慌てて近寄ってきて、
「おかあさん、次女ちゃんがやってはいけないことをしました!!たいへん!!はやく!」
と呼びにきました。
なんだろ~な~と思いつつ次女のいる部屋へいくと、しょんぼりと立ち尽くす次女。
どうしたとー!?
聞いても次女はだんまり。
かわりに長女が喋りだして、
「鼻にどんぐり入れて取れなくなったって!!」
ええっ?
次女の顔はお鼻が上向きだけど、とてもどんぐりが詰まってるようには見えなかったので、下から覗き込んでみると、奥の方に確かにどんぐりのお尻がかすかにみえて、青ざめてしまいました。
「どんぐり入ったっていうけど、入ってないと思ったけど、よーくみたらどんぐりが見えるのよ!次女ちゃんの鼻のおくに!どうするおかあさん!どうするー!?」
嘘だと思いたかったけど、鼻の上の方を触ると、確かに固く明らかにどんぐりが詰まっている!!
アワアワする長女の横で、母もアワアワ。
ふーんして!
数回ふーん!させるも、出てこず。
次女はかなりショックをうけているらしく、一言も発せず。
鼻に吸い付いてみるか?取れなければ病院?耳鼻科でいいのー?
考えながら何度もふーん!をさせていたら、コロンとどんぐりが出てきてくれて、ホッと一安心…。
出た!出たー!と喜び合う3人。
その後詰まっていた鼻から、白い泡だった鼻水がでていましたが、事なきを得ました。
どんぐりが出てきて、ようやく話ができるようになった次女。
さすがにしゅんとして、もう鼻に物を入れない事を約束してくれました。
そんな秋のヒヤリとしたおはなし。

幸せ管理人take
ランキングに参加しています。
クリックの応援お願いします。↓↓↓