空を仰げば

朝陽も夕陽も
ゆっくりと眺めることはなくなった
だからいつも私は
あおいそらを見ている
空を仰ぐ場所は
だいたいいつも決まっていて
そこで呟く私の口ぐせを
娘たちが真似ている
見上げれば天色の空に
わたあめを引き伸ばしたような雲が
あちこちで広がっていて
両手がふさがっている今を
愛おしいと思う
日々
一刻一刻
かわりゆく空を
仰いで吸い込めば
ふわりとからだが軽くなる
そんな気持ちになれることを
知っていて欲しい
誰にでも
人に言えない苦しみや
抱えるしかない悲しさが
降ってくるのは避けられないけど
それさえもいつか
出会いという名に変わるから
見上げていれば
必ず
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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幸せ管理人take
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