さくらの道


桜はいつもより
見てくれる人が
少なかったかもしれないけど
変わらずきれいで
例年より長く付けていた花びらを
美しく散らしている
昔は
花びらが舞うのと同時に
疫病が流行ると言われていて
なんていうのがあると知ったけど
透ける程薄いピンクは
優しさを運ぶとしか思えない
上を見ながら進むのもいいけど
はしっこが彩られた
足元を見て歩く日があっていい
澄んだ空のレンズ雲は
風のお知らせ
最後のさくらの道が
夜にはともしびになる
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