あさりの味噌汁でいのちの授業!?調理できるかHSP母!

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♧生命をいただくという教育を目指したお話
HSP気質のtoshiです!
魚を捌くのは苦手です。
食べるのは大好きなのに、お魚さん本当にごめんなさい。
授乳中、私は母乳が出にくかったのですが、鯉こくを飲むと母乳が出るからといって、大きい鯉をもらった時には泣きました。
アタマとウロコがグロテスク。ついでに匂いがものすごい…。
・HSP母の私は捌いてある切り身や冷凍魚が好き
今なら、無理無理絶対無理ですすぐさま持って帰ってくださいどうしてもというなら調理して持って来てください魚をさばくことすらままならないのに死んだ鯉なんて触ることできません!てゆーかこんなストレス与えられたら余計母乳が出ません!
と言いたいとこですが、その時は言えませんでした。
元々苦手でしたが、それが極めつけのトラウマとなり、それ以来、丸1匹の魚を買ったことはありません。
HSC長女は魚が大好きです。
切り身か、生協の骨取り冷凍魚を使っています。便利です。
・生きたままの魚貝類の調理は苦手
先日長女と2人でスーパーに買い物に行きました。
すると今が旬のあさりが並んでいました。
私は貝も、食べるのは好きだけど調理は苦手。
生きたまま調理というのが、貝であってもやっぱり苦手…。
生き物を食べてるくせにと思われると思いますが、自分でもかっこ悪いと思うのですが、どうしても苦手です。
ちなみに踊り食いなんて言語道断で、新鮮なイカの刺身が動いてたら食べれません。
生きたエビを焼くところを見たら食べれません。
♧HSC長女の食べたいという声に私HSP母は閃きました
さてあさりを見ながら、あ~うちのお母さんが作ってくれた貝汁食べたいなぁ、美味しかったなぁ、と考えてる横で、長女が言いました。
「あさりだ~!これ食べてみたい!こないだばぁばのうちでしじみ汁美味しかったから、あさりのお汁がのみたーい!」
そういえば、長女はお味噌汁をあまり飲んでくれないのですが、実家で母の作ったしじみ汁を美味しいと食べてたなぁ、と思い出しました。
生きた貝を調理する姿をみれば「生命をいただく」という教育にもなるはず。
魚釣りも出来ないし豚も鶏も絞めることは出来ない私に出来ることは、生きた貝を調理することくらいだ!
♧生命をいただく前の段階で・・・
よーし!あさりを、がんばって調理してみよう!私もあさりの酒蒸しと貝汁食べるぞぉ!と意気込んで、あさりのパックを長女に選ばせ、手に取ると動くあさりにビクつきながら(情けないの承知)買い物を済ませたのでした。
家に戻って砂抜き中のあさりの姿を見せようと、長女を呼び寄せてかぶせていた蓋をとると、水管を出していたあさりは驚いてウニョニョっと動き、思った以上の激しい動きに気後れしつつも、生命をいただくことを教えねばと「ぎゃあ〜!ほ、ほら、生きとうねぇ~、これがねえ、今からお汁になるんよー、こ、これが、いのちをいただくということよぉ…」
動転しつつも、必死でいのちを説く私の言葉を全ては聞かず「きもちわるい!」とその場を去る長女。
・つらいHSP母親と、うつろな目のHSC長女は食卓へ向かう
そこから動く貝にびくびくしながら酒蒸しをすると、お鍋の中で貝の開く音が、パカ、パカ、と聞こえてきます。つ、つらい…。
(う…あさりさん、ごめんなさい、美味しく食べさせてもらいます)
と心で唱えながら貝汁も作り、食卓へ。
ふと見ると、あんなにあさりを楽しみにしていた長女の目がうつろ…。
あさり汁を少しのみ、貝から外した身を恐る恐る口にして、ひと言。
「食べれんかった…」
「そっかぁ…」
ガックリとする母娘。
♧生命をいただく授業はHSP母とHSC長女にとって・・・
そのあたりで私も、この思いつきでやってしまった「生命をいただく」授業の失敗に気がつきました。
HSPの私が苦手なことは、HSC長女も苦手な可能性が高いはず…。
生きてる姿を見せて食べさせようなんて考えは、私のただの自己満足だった…。
なんでこんなこと私ったらがんばってしまったんだろー!バカだー!
・「生命をいただいた」授業で得た、親子の学びの結論は
そして、眠る前長女に尋ねてみました。
「あさり、食べてみたいって言ってたのに食べれんかったねー、動いてるの見ちゃったからかな?」
うん、と言うと思って話しかけた言葉だったのですが、長女はキッパリと首を横に振ります。
「違います」(何故か敬語)
「え、そうなん?じゃあ、どうして?」
「見た時は美味しそうで食べてみたかった、でも食べたら美味しくなかった!」
シンプル!
確かにそういうことあるよね〜私もあるわ~
と妙に納得してしまい(良くないか?)
浅はかな思いつきで行ったいのちの授業は、私にも貝料理ができるという自信になったのでした。
次はアクアパッツァが作りたい!
切り身でいいかな!?
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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